今回はWebサイト制作の基本でもあり、集客や商品購入に直結するLP(ランディングページ)の効果のあげ方について、
初心者でもわかりやすいように解説したいと思います!
LPとかLPOって聞いたことあるけど、いまいちよくわからん。。
LPをどうやって改善すればいいのかわからない、、
なんて方にはうってつけの記事となっております。
LP制作や運用が初めてって方にもわかりやすく、簡単に説明していくよ!
そもそも、LPやLPOとは?
まずLP(ランディングページ)とは、「資料請求」、「お問い合わせ」、「商品・サービス購入」など
売上に直結させるために特別に用意された専用のページのことを指します。
大体のLPは縦長の1ページもしくは+お問い合わせで構成されていて、
主にリスティング広告やバナー広告、ブログ内のCTAなどを通じて流入するように設計します。
続いてLPOとは、「Landing Page Optimization」の略した言葉で、
「ランディングページ最適化」という意味であるマーケティング手法のことを指します。
「LP(ランディングページ)を最適化」するとは、
サイト訪問者の離脱率(直帰率)を防ぎ、ページのCVR(コンバージョンレート・成約率)を上げること。
LPOによって最適化を図ることによって、「商品・サービスの購入」「資料請求の促進」「自社サービス会員の登録」など、企業側が求めるCVRを高めることができるのです!
LPOを正しく行うことで、費用対効果の高い集客を実現できるようになります。
他にも一緒によく使われる言葉としてEFO・SEOなどがあるよ!
今すぐ改善できる!【LPOの具体的な方法5つ】
1. ファーストビュー・CTAにこだわる
まずは何においても第一印象は大切です。
LPの顔とも言えるファーストビューに命を懸ける気持ちでこだわり抜きましょう!
基本的には、キャッチコピー・イメージ画像・CTAボタンで構成されることが多いです。
以下にそれぞれのポイント簡単にまとめておきます!
- キャッチコピー → シンプルでインパクト重視で興味を引く!
- イメージ画像 → 商品やサービスの魅力が伝わる高クオリティな画像や写真にしよう!
- CTAボタン → 導線となる重要なパーツなので配置・大きさ・色使いに気をつけよう!
キャッチコピーや画像のクオリティを上げていきながらも、
ユーザが「クリックしたい!」と思うCTAボタンを意識するといいです。
またセールスライティングを駆使してテキストにもこだわると、より効果に直結します!
また小技としては、広告やバナーも一緒に打ち出す場合は、
訴求内容やビジュアルを揃えて、同じ見た目になるようにしましょう。
2. ページの読み込み速度をあげる
ページの読み込み速度が遅いと、ユーザーとしてはかなりストレスを感じる原因となり、
結果として直帰率が上がってしまうのです。
実際に下記のような事例もあるとのこと、、
”操作開始時間が1秒のサイトと3秒のサイトを比較しても、3秒のサイトは1秒のサイトに比べ、ページビューが22%低下、コンバージョン率は38%低下、直帰率は50%上昇してしまう”
サイト表示が2秒遅いだけで直帰率は50%増加! DeNA事例から学ぶWebの自動最適化手法/日本ラドウェア | 【レポート】Web担当者Forumミーティング 2014 Spring
1つの目安として、ページの読み込み時間が3秒以上かかるようであれば、危機的状況かもしれません、、
すぐにでも読み込み速度を上げるような改善を計りましょう!
3. スマートフォン対応をする
ご存知の方も多いかと思いますが、2015年より検索数はPCよりもスマホが上回り、モバイルユーザーが増加しています。
天下のGoogle様も2018年にモバイルファーストインデックスを提唱し、評価の基準をPCページではなくスマホに切り替えたとのこと。今後はスマホ最適化は必須となっております!
LPOに限らず、スマホファーストは常識になってるね!
先ほどの読み込み速度アップにも繋がることですが、スマホではAMP(Accelerated Mobile Pages)と呼ばれるモバイルページを高速化させる対応も最近話題になっています。
PC・スマホ限らずにサイトの表示が早いに越したことはないので、気になる方は調べてみてくださいね!
4. ターゲットを細かく絞り込み、課題解決を訴求する
LPに限らず、マーケティングでは「ターゲットを絞り込む」というのが大事になってきます。
個人的には絞りすぎくらいに限定した方が、目新しい商品で「面白そう!」「今までこんなものはなかった!」と印象づけることができると思います。
その上で、LPの構成や、コンテンツ、キャッチコピーを見直してみましょう!
また、ただの「おすすめ」で終わってしまい、ユーザーの課題解決に繋がってないLPになっていませんか?
ターゲットを絞り込み、ペルソナを設定した後は、そのユーザーがどんな悩みを抱えていて、どうすればその商品・サービス解決できるかをしっかりと訴求しましょう!
LPのデザインなどの見た目だけじゃなく、中身も大事だってことだね!
ちなみに「SWOT分析」などのマーケティング手法もあるので気になる方は、ぜひ下記の記事も読んでみてください〜。
5. マーケティング分析して、PDCAをぶん回そう
最後は改善あるのみ!
現状のLPをマーケティング分析しつつ、PDCAサイクルを回しましょう!!
と言っても、
あまりイメージつかないなぁ、、
って方も多いかと思いますので、
実際に活用できそうな例も少し紹介いたします!
- ファーストビューでの直帰率・離脱が多い場合
→ファーストビューのキャッチコピーや画像がユーザーのニーズにマッチしていない、もしくはインパクトが薄い可能性があるので、キャッチコピー・画像の変更や修正を行う - PV(ページビュー)は取れているのに、CTR(クリック率)が低い場合
→CTAのボタンなどに問題があるそうなので、ボタンの色合いや配置を変えてみたり、より興味を引くテキストに差し替える。 - フォームまでは問題なく誘導できているけど、送信までいってない場合
→フォームの設計を変える必要ばありそう。入力項目を減らしたり、わかりやすいUIデザインにすることでユーザーのストレスを無くして、EFOを改善する。
またこのようなマーケティング分析には欠かせないGoogleアナリティクスというツールがありますので、
どうやって使えばいいかわからない方は下記の記事も参考にしてみてください!
まとめ
- LPOとは、LP(ランディングページ)を最適化してCVR(コンバージョン率)を高めること。
- デザインや見た目の改善とともに、コンテンツ内容などの中身も見直そう。
- LPOに限らずマーケティングでは事前のペルソナ・ターゲット設定とともに、
運用後の分析によるPDCAサイクルを回すことが大切。
自分が商品やサービスを打ち出すときに限らず、サイト制作者の方もLP制作依頼があった際に、
ここらへんの知識があると喜ばれそうです!
ぜひLPOをマスターして、ユーザーにもクライアントにも喜ばれるLPを制作していきましょう!
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