今回はEFOについて初心者でもわかりやすいように解説していきます。
この記事は、、
EFOって聞いたことあるけど、くわしくはわからん。。
SEO関連をもっと深く学びたい!
フォームまでの誘導はできるが、そこからお問い合わせにつながらない、、
こんな悩みを抱えている人への記事となっております。
SEOだとか、EFOだとか英語ばっかでわかりづらいけど、
覚えちゃうと単純なことだから、ぜひ興味ある人は読んでみてね!
EFOとは?【SEOのエントリーフォーム版】
EFOは”Entry Form Optimisation”の略で、「入力フォーム最適化」を意味します。
具体的には、Webサイトに設置した入力フォームをユーザーが「より早く」、「より正確に」、「より快適に」入力しやすいように最適化するマーケティング施策のことです。
逆にユーザーがフォーム入力の際にストレスを感じてしまうと、途中離脱してしまいます。
これを防ぐために改善するべきなのが、EFOということです。
フォーム入力時にユーザーがストレスを感じるとすぐに離脱してしまうよ、、
他にも似たような言葉でSEO(検索エンジン最適化)や、LPO(ランディングページ最適化)などがあります。
LPOについては下記の記事でも解説しております!
なぜEFOは大切なのか?【ユーザー満足度とCVR(成約率)のため】
結論からいうと、ユーザーの満足度や信頼を得て、CVR(コンバージョン率・成約率)を上げるためです。
そもそもサイトに入力フォームを設置する理由としては、
自社サービスや商品の資料請求やお申し込みを促すために設置することが多いです。
そこでEFO改善することにより、途中離脱を極限まで減らすことができ、
ユーザーがスムーズにフォームを通過できれば、CVRが上がるだけでなく、ユーザーの満足度も上げることができます。
そのユーザーとの貴重な接触するきっかけとなる重要なポイントとなる入力フォームで、ユーザーにストレスを与えてしまうと、その成約率を下げるだけでなく、ユーザーへのイメージや信頼も損なうこととなってしまいます。
せっかく興味を持ってフォームまでたどり着いたのに、そこで成約を逃すのは、もったいないことだね。。
では、どんなときにユーザーは途中離脱してしまうのでしょうか?
次の章からみていきましょう!
【改善の余地あり!】入力フォーム離脱の原因・事例
具体的に離脱する可能性のある原因について、下記にまとめました。
- フォームが長く、時間がかかる(項目数・複数段階・詳細な情報を求めるなど)
- 必須項目がわかりにくい
- 入力漏れや入力ミスが最終段階でしかわからない
- 半角全角の指定などのルールがわかりづらい
- フォーム内に関係のないリンクがある
- 設問の意味や、記載の仕方がわかりずらく、回答しづらい。
上記のようなフォームとなってしまっている場合は、すぐに改善しましょう!
基本的には、自分だったらどんなフォームだったら入力しやすいかを考えるといいかもね!
次からは具体的な改善方法を解説していくので、ユーザーのためにも、CVR向上のためにも、
ぜひEFOをマスターしてみてください!
離脱させないのための具体的な方法6つ【EFO改善方法】
1.フォームは簡潔に、短く
やはり長ったらしいフォームは誰も回答しようとは思いません。
無駄な項目は削除して、必要最低限の項目のみ記載するようにしましょう。
詳細内容については、フォーム送信後のコンタクト時に伺えば問題ありません!
2.必須項目は記号ではなく、テキストでわかりやすく
フォームの「必須項目」を知らせるために”*”などの記号を使っている例も見かけますが、
”誰でも” ”全員に” わかる表現とは言えません。
しっかりとテキストで、ある程度は強調されたデザインで「必須」という表示をしましょう!
3.入力ミスや未入力項目はリアルタイムで通知する
よくあるのが、入力して「さあ、送信しよう!」ってときに、エラーメッセージが表示されることがあります。
これでは「せっかく記載したのに、もう面倒だからあきらめよ、、」ってな感じで途中離脱されることが多いです。
できれば入力中の段階でエラーメッセージを通知して、リアルタイムで正しく修正できるように促しましょう!
4.入力ルールをわかるように提示&エラーメッセージ
「半角」なのか、「全角」なのか、「何文字以上」なのか、「数字のみ」なのか、、、
ルールが多く、わかりづらいフォームも少なくありません。。
ルールがあるのは仕方ないですが、最低限のマナーとしてユーザーがどのような決まりがあるのかを、
わかりやすく提示するようにしましょう。
先ほどの話にもつながりますが、もしユーザーが誤入力している場合は、しっかりとエラーメッセージも通知してあげましょう!
5.フォームに関係のないリンクは設置しない
フォームを送信してもらうのが目的なのに、他ページのリンクやバナーの誘導があっては気が散ってしまい、
さいあく、そちらの方へ興味が湧いて途中離脱なんてことも考えられます。
フォームをしっかり入力して送信までして欲しいのであれば、他のページへの遷移につながるリンクは極力減らしましょう。
基本的には送信後に「TOPへ戻る」リンクがあれば問題ないです。
6.現在の進行度合いを表示して、入力完了までの流れを分かりやすくする
本来であれば入力項目を減らして、一目で入力範囲が全て見える設計の方が良いですが、
どうしても設問の項目数が多くなってしまうこともあるかと思います。
その場合は、せめて「現在どのくらいまで進んでいるのか」、「全部でいくつ設問があって、今はいくつ目なのか」などを、はっきりと表示させましょう。
また入力完了までの流れをあらかじめ提示してあげると、より親切なフォームになりますね!
その他の対策
細かいところではありますが、以下の点も気をつけるとなお良いでしょう!
- 設問の意図が誰でもわかるようにする
- 入力例や回答を表示する
- 送信ボタン(コンバージョンボタン)を強調してわかりやすく
- ページ離脱時にポップアップで警告する
- フォームの設計や、ボタンの設置場所を考慮する
基本的には上記が抑えられると、快適フォームになりそうですね!
次では上級者編として、アシスト機能なるものをご紹介いたします!
これが扱えるようになれば、EFOマスターと言って過言はないでしょう。
【上級者編】アシスト機能を上手く使いこなす
アシスト機能とは、EFO対策のために自動でユーザーの入力をサポートしてくれる、超有能なEFOツールのことです。
これまで紹介してきた改善点は基礎として必要になってくるものですが、
「もっとEFOを極めたい!」って方はぜひ導入してみてください。
どんな機能があるのか簡単にご紹介いたします。
- 残りの入力項目数や入力文字数をリアルタイム表示
- 入力中や入力エラーを知らせる背景カラーリング
- 入力漏れや入力ミスがある場合に、「送信ボタン」を押せなくする
- 規約などの「同意ボタン」をチャック後に、送信可能にする
- 「半角」「全角」などの入力結果を自動変換
- 氏名入力時などの「フリガナ」を自動入力
- 郵便番号を入力するだけで、住所を自動で入力
- ソーシャルログイン機能の実装
ここまでできればトップレベルのEFOと言えるでしょう!
ただし、自分だけでここまで実装しようとなるとかなり骨の折れることとなります。。
そんな時はEFOツールをサービス展開している会社も多いので、
相談してみるのもいいかもしれません。
主なEFO会社も記載しておきます。
まとめ
- EFOとは、サイト内の入力フォームを最適化してユーザーの満足度やCVR(コンバージョン率)を高めること。
- ユーザー目線で、早く、ミスなく、快適なフォームを目指そう。
- 個人での対応が難しければ、EFOツールをうまく利用して、アシスト機能を駆使してEFO対策しよう。
EFOはCVR(成約率)に直結するポイントなので、すぐ実績にも反映されることでしょう!
ユーザーとコンタクトする絶好のチャンスを見逃さないようにぜひEFOを改善してみてください〜。
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